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美術館概要

江戸時代末期の和の空間で愉しむガラス芸術

黒壁美術館のは日本最古の建物の美術館で、醤油問屋の店舗兼住宅として使われていた江戸時代末期の商家には、蔵を含め大小15の展示室があります。

間口に対して奥行きが深い構造で、茶室がある中庭を挟んで母屋と蔵が並んでいます。

古式ゆかしいお座敷でみる美術品は、和洋の対比、新旧の調和が面白く、季節感をテーマにした小企画と現代作家の新作発表を織り交ぜた展示活動をおこなっています。

入館料 大人600円(団体20名様以上で500円)
小中学生400円

コレクションの特徴

黒壁美術館では、ヨーロッパのドイツ語圏とその周辺(ドイツ、オーストリア、チェコ)で作られたガラス作品を中心にして210点余りを収蔵しています。

虹彩ガラスで知られるボヘミアのレッツ工房や、ウィーンのロブマイヤー社の格調高い作品と、イタリアやフランスの華麗なガラスの対比も見所です。

また思索の形象化をテーマにした現代ガラスの収集にも力を入れております。

インド風花器 鍔文花器 花器
インド風花器
J&Lロブマイヤー
オーストリア
1880年頃
鍔文花器
エミール・ガレ
フランス
1900年
花器
ヨハン・レッツ・ヴィトヴェ
南ボヘミア
1901年~1902年

由緒ある佇まい

美術館の建物は江戸時代末期に醤油の製造卸売問屋として栄えた豪商‘河路家’の邸宅です。表家造りのお屋敷は 商家特有の工夫をこらした間取りになっており、忙しいながらも生活を楽しむ当時の暮らしぶりが感じられます。商いの帳簿をおさめていた‘箱階段’や適度な光と風を室内に取り込む‘連子格子’は人々の美意識と合理性が見事に共存した一例です。また、建物内の部屋の一部は約260年前の武家屋敷を移築してきたと言われており、その中に見られる'華頭窓'や'違い棚'は当時の面影と風情を残しています。

の他 、お茶室や水琴屈のある美しい中庭や二棟の蔵など空間すべてを利用したガラス芸術の展示は、古き趣を残したたたずまいに心地よく融合しています。また、黒壁14號館「カフェレストラン洋屋」として利用している蔵の裏側はかつては長浜城の外濠で、現在は埋め立てられていますが琵琶湖へ通じる水路がありました。このような長浜の歴史を感じる静かな佇まいのなかで、ガラスの世界をご堪能ください。

市内小学校との連携

当館では、毎年秋頃にガラス体験として、長浜市内の小学生をクラスや学校単位で受け入れています。ガラスの解説や「サンドブラスト(すりガラス)技法」を学び、技法を応用したガラスのはんこ制作体験(一例)をしていただき、世界に一つだけのオリジナルガラス作品を頂いております。また、当館までお越し頂けない学校に関しては、スタッフによる出前講座を開催いたしております。体験プログラムの内容は、当館が独自に企画し、地域社会・歴史・理科といった項目を取り入れた総合学習体験を目指しています。 

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