ガラス彫刻技法の専門店
ラッテンベルグ館ではドイツやオーストリアで盛んなガラスに彫刻をするエングレービング技法を使った商品の販売を行っています。 この技法は回転する円盤状の砥石にガラスを押しあて、そのガラスの表面に彫刻を施すもの。技術の習得は非常に難しいといわれ、その技法は日本国内ではなかなか見ることができません。黒壁スクエアにお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
黒壁17號館 ラッテンベルグ館 新着情報
ラッテンベルグ館のデザインは、他とどこか違うと言われることがあります。言いようもなく可愛らしかったり、はっとするくらい躍動感があったり、心を動かされるものばかり。ラッテンベルグ館のエングレーヴァー達は、とても真面目であたたかい。 その気質が商品にあふれているからなのです。
ガラスのキャンバスに施される自在なモチーフ
春夏秋冬の季節のモチーフをはじめ、記念の文字やイニシャル加工、お客さまのご要望に応じたオリジナルの引出物など、さまざまなご注文をお受けしております。ひとつひとつを手作りで仕上げる為、少々お時間がかかる場合がありますが、洗練された技術をもって加工させていただきますので、きっとお気に召して頂けると確信しております。詳しくはスタッフまでお問い合わせ下さい。
この技法の始まりは、古代メソポタミア時代の硬玉細工にあり、もともと水晶彫りの技法であったものをクリスタルガラスに応用し、表面に繊細精な彫刻をしたことから、本格的な展開を遂げるようになりました。そして、主として17、8世紀のドイツとボヘミアのガラス工房を中心に発展し、今日では全ヨーロッパに伝わっています。 しかし、まだ日本での認知度は高いとは言えず、今後の発展が期待されている技法です。彫刻する道具には、純銅の円盤や小さな石製のグラインダーが使われ、軸の片側先端に、それらのポイントを取り付けたものを使います。 およそ100種類ほどの グラインダーが使い分けられており、これらをエングレーヴィング機に取り付けて変速モーターやベルトによって速度を調整し回転させ、金剛砂と油を混ぜた研磨剤を 付けながら手に持ったガラスを当て、削ります。 最近では銅版の代わりに、ダイアモンドホイールとストーンホイールを使っているものもあり、この場合水を付けるだけで削ることが出来ます。 (弊社では、ダイアモンドホイールとストーンホイールの両方を使用しています)グラインダーへのガラスの当て方は、下方前方から手前に向けて当てます。 従って、グラインダーに当たっている部分は肉眼では見ることが出来ない為、左右にガラスを移動させる中で、彫り具合を確認してゆきます。このように非常に 高度な技法と、芸術的センスが要求される技法です。
オーストリア・チロル地方にある人口約600人の街ラッテンベルグ。そこには古くからエングレーヴィング やペイントの技法を使ったガラス製品が数多く生産されており、沢山の観光客でにぎわっています。黒壁は早くからこの街の技術の高さに目を付け、スタッフを研修に送り、商品の買い付け等も行なっておりました。 こういった経緯から市庁舎も度々訪問し民間から行政レベルまで交流が深まり、1993年に黒壁スクエアの真ん中にある北国街道とラッテンベルグ市の街道が 「ガラス街道提携」することとなりました。その記念に弊社ではラッテンベルグ館を黒壁17號館として立ち上げ、ラッテンベルグ市のエングレーヴィング 職人 シュバルツ氏を招聘して数回実演を行ないました。こうして長浜市とラッテンベルグ市はガラスという共通素材でひとつにつながり、ラッテンベルグ館は 両者の架け橋となっています。

















