HIKIYAMA漆ガラス
長浜曳山まつりで奉納される
長浜の伝統文化を活用し、次の世代に寄り添うものを発信したい。
株式会社黒壁では、2016年12月に「ユネスコ無形文化遺産」に登録された長浜曳山まつりの優れた芸術性をガラスというマテリアルに投映した「HIKIYAMA漆ガラス」の商品開発をスタートさせました。
このプロジェクトでは産学共同で、大阪芸術大学関係者と学生、地元の長浜曳山まつり関係者や漆職人、ガラス作家との連携で、伝統文化のエッセンスを暮らしの中で楽しめるガラスウェアの開発を目指すものです。
第1回
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長浜曳山博物館の会議室にて、大阪芸術大学プロダクトデザインコース准教授の
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デザインの精度を上げるため、第2次プレゼンテーションを大阪芸術大学で開催しました。 |
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秀吉が初めて「城持ち大名」となった長浜の地に400年以上続く「長浜曳山まつり」。2016年12月には
今回は長浜で江戸末期から蒔絵技術を継承している4代目「蒔治」の |
第2回
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2回にわたる「HIKIYAMA漆ガラス」デザインのプレゼンテ―ションを終え、子ども歌舞伎の振付を教えておられる「かわ重」の川村和彦さんや、長浜で江戸末期から蒔絵技術を継承している4代目「蒔治」の下司貴之さんのアドバイスをデザイン要素に取り入れながら、大阪芸術大学での3回目のプレゼンテーションでは精度の高いデザインを発表して頂きました。 学生の声の中には、今回のプロジェクトで産学連携によって交流の場が広がった、歌舞伎の魅力発見、普段は関われないガラス工芸家との連携ができて良かったとの声もありました。 今回はその学生たちを率いる道田准教授に、本プロジェクトへの思い、産学連携を通じて学生たちに獲得してほしいことを伺いました。 |
第3回
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大阪芸術大学プロダクトデザインコースと蒔絵職人の下司貴之氏、株式会社黒壁の産学連携でスタートした
ここで見えてきたものは、伝統芸能と工芸が新しい素材と若い世代との新鮮な融合により生まれる美しい価値の創造でした。 |