白藤晴久 ガラス展
2022年9月28日
黒壁二號館 黒壁ガラススタジオは、企画展「白藤晴久ガラス展」を開催致します。
滋賀県の高島市に工房を構える白藤さんは、身近にある豊かな自然をモチーフに、四季折々の草花や虫、動物などを、吹きガラスとサンドブラスト、キルンワークの技法を用いて、見事に表現されています。
その柔らかな色合いや、繊細な表現は、自然を愛でる気持ちとやさしさにあふれています。本展では、そんな白藤さんの美しい世界観を存分に味わえる、グラスや花器、酒器、茶器など、約80点が並びます。
企画展概要
会期 | / | 2022年10月8日(土)〜10月30日(日) |
時間 | / | 10時〜17時 |
休館日 | / | 月曜定休(10月10日は営業) |
/ | 2022年10月8日(土)・9日(日)・30日(日) | |
店舗 | / | 黒壁二號館 黒壁ガラススタジオ2F |
住所 | / | 滋賀県長浜市元浜町12-38 |
『白藤晴久 ガラス展』の作品は、 黒壁のオンラインショップでも販売しております。
『オンラインショップ 白藤晴久』
子供のころから絵を描くのが好きだった白藤さんは、デパートで開催されていたフランスのアールヌーボー様式のガラス工芸家「ドーム兄弟」の展覧会で、その柔らかな色合いと繊細な表現に衝撃を受けます。
大学では歯科の勉強をされその道に進まれますが、やはり自身のものづくりやガラスに対する想いを再認識し、一転ガラスの道へと進まれました。
大阪や富山で吹きガラスやサンドブラストの技術を磨き、現在は滋賀県高島市に工房を構え活動されています。 琵琶湖の情景や、四季折々の草花や動物など、自然から受けたインスピレーションを大切に、吹きガラスやサンドブラストの技法を用いて繊細な模様、柔らかな色合いにこだわって作品を制作されています。
"自然を愛でる器"をめざし、その構図や色使い、生き生きとした表情に、白藤さんの自然に対する愛情ややさしさが溢れています。
写真は、白藤さんが自らスケッチや撮影した写真を基にデザインを起こし、吹きガラス技法により何層にも色ガラスを重ねた器に、サンドブラストと呼ばれる彫刻技法を用いて絵柄を彫り描いた作品。 最後の仕上げに角を丁寧にデューターで削り、磨いて柔らかい表情に仕上げています。 うさぎの目や椿の表面などは、部分的にエナメルや金彩を用いて表現しています。 酒盃 |
硝子杯「ひょっこり蛙」(左) 小鉢「菫(すみれ)」(右) |
白藤 晴久(しらふじ はるひさ) 自然から受けたインスピレーションを大切にしながら吹きガラス、サンドブラスト、キルンワークの技法を用いた作品づくりをしています。 自然の中に息づく生命(いのち)と、その一瞬の煌めきをガラスで表現したいと思い、繊細な模様、柔らかな色合いにこだわり制作しています。 ■経歴
■主な展覧会および公募展
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